こんにちは★
豊島区在住のわだちゃんです。私は引っ越しをする際には豊島区が子育てしやすい街ランキング1位になっているということを知らず、後から知りました。
自分が住んでいる街が良い評価をされていることに対してすごく嬉しい気持ちはもちろんあります!が、このアンケートは実際にどのようなものだったのか、そしてランキングの信ぴょう性について第三者的に気になったので冷静に考察してみたいと思います!
豊島区が子育てしやすい街ランキング1位になった理由
2015年から毎年実施し今回で8回目となる、日経xwoman(クロスウーマン)と日本経済新聞社が行う調査にて、今回2022年「共働き子育てしやすい街ランキング」にて豊島区が1位になりました。
今回の調査で重点が置かれていたのは、「女性のキャリア支援」や「女性活躍のための男性の意識改革への支援」「自治体の男性正規職員の育休取得率」などの項目だそうです。その項目で点が高かったことから1位になったと述べられています。
かつては消滅可能性都市の指摘を受けた街 豊島区
豊島区は、平成26年(今から約10年前)に民間有識者組織「日本創成会議」から東京23区内の中で唯一の消滅可能性都市*の指摘を受けたそうです。
*消滅可能性都市・・・日本創成会議が発表した、「2040年に向けて20~39歳の女性の数が半分以上減少し消滅する可能性のある都市を指定したもの
その当時豊島区が消滅可能性都市に選ばれた理由としては、
・転出入が活発で定住率が低い傾向にあること
・単身世帯の割合が多く、その半数が若年世代であること
があったようです。
そのような警鐘を鳴らされたこともあり、豊島区は「子どもと女性にやさしいまち」を最重要テーマに位置付けておられるようです。
子育てをする身としてこのような視点を持って環境改善に取り組んでいただけているのはとても有難いことだと思っています。
ランキングの信ぴょう性についての本音
この調査は全国にわたり計180の自治体が対象になっているためとても母数の多い調査であると感じます。回収率も91.6%とのことで全国No.1の座になったことは素晴らしいことです、が!笑
回答をしたのは区の担当者であり、区での取り組み内容に対しての自己評価として点数をつけるといったものになります。住民が実際に住んでみての”共働き世代として子育てがしやすい街だと思う!”という生の声を集計した満足度調査とはまた違うのでその点は冷静にみる必要があるのかと個人的に思いました。
実際に調査内容の中に
・待機児童ゼロを達成できているか
・保育の質担保への取り組み
・女性のキャリアを支援するための取り組みの有無
・子育て世代の移住者への優遇策の内容
・コロナ禍における親のメンタルサポートの有無
など計45の質問によって集計されているのですが、
実際わたしの感覚としては、このような感じです。
・待機児童ゼロを達成できているか
→できているのかもしれないけれど、家から近所で通わせたいと思う保育園は3園ともすべて飽和状態で保育園に通わせたいと思ったタイミングから実際に保育園に入園できたのには半年ほどかかった
・保育の質担保への取り組み
→今通っている保育園の質はとても良いと感じるが、保育園見学をした際に衛生状態が??のところや、保育士の雰囲気が???のところも多々あった。
・女性のキャリアを支援するための取り組みの有無
→実際に取り組みがあるのかもしれないが、情報として得られる機会が無い(自分から取りにいかないと難しい状況なので実際は無いと思ってしまう)
・子育て世代の移住者への優遇策の内容
→ほかの区から引っ越ししてきたが特に優遇されたことはない
・コロナ禍における親のメンタルサポートの有無
→あるのかもしれないが恩恵を受けられていない
どこに住んでいても情報は自分から待っているだけでは得られる情報も限られているとは思います。
ですが、「子育てがしやすい環境を整えていること」と、「実際に子育てがしやすい」ことは別物であるため、ランキングにこだわったり一喜一憂せず自分たちにとって必要な情報は積極的に取りにいきより良い生活ができるように努めたいと感じました。
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